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impellight -かざぐるま-  

好きなモノを好きなだけ♪
実に自分に都合のいいネーミング!

また今回も写真ではありませんが。
自分の卒制、「Impellight -かざぐるま-」について。

卒業制作「Impellight -かざぐるま-」(別ウィンドウで開きます)
画像と概要についてはJDN(ジャパンデザインネット)さんが記載してくださっています。

これを考案した軸のコンセプトは「昼間でも活躍する照明」
街灯って夜は夜道を照らしてくれたり、みなとみらいやミッドタウンみたいな
ところだったら、ムードを演出してくれていたりと大活躍するものだけど、
昼間の消灯時って邪魔じゃない?っていう問題提起から始まりました。

実はこのテーマの前には住宅街の防犯灯というテーマで、
犯罪を抑制するといった視点ではなく、誰もが心安らかになる
照明計画により、安心して歩ける街づくりを目指すといったテーマで進めていました。
既存の防犯灯だと、電柱についている形であり、
夜道をスポットライトのようにポツポツと照らす程度で、
逆に暗がりが発生し明かりがあることによって、暗く見える道というのが
とても寂しく、恐怖心を覚えるものだと実体験により感じていたからです。

人々にとって安らげる明かりとは何か?といったことを考えているうちに、
やがて照明の在り方について考え、夜という明かりが必要な時間帯よりも
昼間の、太陽が出ている時間について考えるようになりました。
そして住宅街の防犯灯というのは、公共の物である故に、現在の交通法や、
人々の動線、環境視点などで考えると、住宅街そのものの在り方や
交通法の在り方にまで発展し、「照明」というテーマから大きくそれていきました。
創造以上に壮大なテーマだった為、プロダクトデザインの範疇を超えていると気づき、
テーマを変更することに決めました。

そういった経緯で、上記のコンセプトに決定することとなったのです。

そこで出した答えは、
「昼間でも風力発電機として活躍し、夜は光りながら回る有機EL屋外照明」
(長いですが)です。

光源自身がプロペラの役割を果たし、
風力発電で蓄電した電気により夜発光するというもので、
発光時の夜間でももちろん、風力発電機として役割を果たすので
光りながら回るかざぐるまといったビジュアルが実現可能なのです。

日本人になじみのある折り紙をモチーフにしており、
かざぐるまはバラすと長方形を二等分割した形になるので、
有機ELの製造工程上もムダのない形になっています。

テクノロジーの面では、有機ELは現在大変高価であり、
照度も屋外照明としては頼りないものですが、
大手企業の研究により、照度も上がって来ており、
未来にはLEDに代わる光源として注目されているので、
将来を見越しての提案にはなると思います。

風力発電機付きの屋外照明は、これまでにも何点かありましたが、
有機ELを使用することにより、今回の光るかざぐるまといった
デザインが可能になったと言えます。



来場者の方の声で一番多かったのが
「エコだね」という意見でした。

3.11以降、原発問題などを抱え
我が国では次世代のエネルギーについて考えなくてはならなくなりました。
そういった背景があるからでしょう、
わたしのこのデザインについて、やはり皆さんは
風力発電という「自家発電」というところに着目されていたように思います。

たしかにモノをデザインするうえではこういったエネルギーについてや、
環境問題、ゴミ問題についてなど、考えなくてはならないことはたくさんあると思いますし、
そういった視点からデザインを制作することも必要だと思います。


しかし、わたしはそういった視点から
このImpellightという照明を考えたのではありません。

エコという言葉は最近、ひとり歩きしているようでならないのです。
エコバッグを代表とするエコデザインを大量生産しているといった矛盾。
エコといえば、必ず環境によいのでしょうか。
そもそも環境によいということはどういうことなのでしょうか。

物事の本質を考えて行動しないと全部本末転倒になってしまいます。
震災による原発問題も、人が便利に生活したいために
設置された発電所なのに、人に害を及ぼすものとなってしまったという
とても哀しい事故でした。


でも答えはすっごくシンプルなんだと思います。
エコロジーの本質とは、
人間が住み良い世界にするためにはまず地球自身が健康である、ということ。


先生が仰っていた、デザインはかっこよくて当たり前で、その背景にあるビジョンが大事ということは
エコロジーについても言えると思います。

デザインは環境によくて当たり前でかっこいいもの。


わたしたちは環境についても当たり前のように考えなくてはならない時代に
生まれて来ました。
だからエコというテーマでデザインするのは少し違うのかな、と思います。
もはやそんなことはデザインプロセスにおいては当たり前なんでしょう。

それをふまえた上で、
わたしは昼間でも活躍し、外見も美しいと思えるようなデザインを考えました。
風力発電がメインなわけではないんです。
美しいものというのは安らぎを与え、安らげる空間はきっと
人間にとって住み良い環境なのでしょう。


ものを生産するということは、
ゆくゆくはゴミになるものを生産しているということです
そのことを踏まえたうえで、
やれエコだなんだという言葉に惑わされずに
現状をしっかりみつめ、本質を捉えたデザイナーになれるように
わたしはずっと努力していきたいと思います。


それがわたしの1年間を通して渡辺ゼミで学んだ事で、
Impellightという答えです。


文章が至らなくて伝わらない点も多いかとは思いますが
以上が今のわたしの考えです。
卒展会場でのプレゼンで伝えられなかった背景を
ここで綴ってみました。


5/3 文章一部訂正
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